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📰 より新しいまとめがあります:8月3日時点の最新情報(死者38人・住宅被害1.2万棟・断水7.7万戸)
コラム

熊本の地震速報 リアルタイム|最新情報・死者38人/8月も震度5弱・断水まとめ

初出:2026年7月31日 更新:2026年8月2日 令和8年熊本地震
熊本の地震速報 リアルタイム 最新情報(8月2日更新・死者38人/断水・震度5弱の余震まとめ)

この記事のポイント(8月2日時点)

  • 熊本県のまとめで死者38人(8/2 9:30時点)。うち1人は車中泊中の熱中症による災害関連死の疑いで初めて確認
  • 避難者は約9226人(8/2時点)。8/2・8/3は40度に迫る酷暑日の予想で、冷房のない避難所(約8割)での熱中症対策が最大の課題
  • 断水は依然約7万9100戸(7/31 7:30時点が最新公表値)。八代市・宇城市は復旧時期未定
  • 停電は7/31夕方にほぼ解消
  • 8月1日21時47分、宇城市で震度5弱(M4.7)を観測。震度5弱以上は本震以降これで6回目で、地震活動は8月に入っても続く
  • 九州新幹線 博多〜熊本は7/31再開(本数減)。熊本〜新水俣は8月中も再開できない見込み
  • 今も続く余震状況はページ上部のリアルタイムパネルで自動更新中

熊本の余震リアルタイム(自動更新)

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(震度1以上)
24時間の最大震度
直近の地震
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熊本県周辺で発生した地震を約60秒ごとに自動取得しています(出典:気象庁/P2P地震情報)。数値は速報値で、あとから更新されることがあります。

8月2日時点 熊本地震の最新状況

2026年7月28日16時27分ごろに発生した熊本県熊本地方を震源とするM7.1・最大震度7の地震(令和8年熊本地震)から、8月2日で6日目です。熊本県のまとめでは、8月2日午前9時半時点で38人が死亡しました。うち1人は車中泊中に熱中症で亡くなった疑いのある災害関連死で、今回初めて確認されています。犠牲者のうちイオンモール熊本で7人、日本製紙八代工場で9人の死亡が確認されました。

ライフラインは停電が7月31日中にほぼ解消しました。一方で断水は約7万9100戸(7/31 7:30時点が最新の公表値)と依然として深刻で、八代市 約2万5000戸・宇城市 約1万7000戸は復旧時期が未定です。避難者は約9226人(8/2時点)で、8月2日・3日は40度に迫る酷暑日が予想されるなか、冷房のない体育館(避難所の約8割)での熱中症対策が急務になっています。

余震はいったん落ち着いたものの、8月1日21時47分に熊本県熊本地方でM4.7・最大震度5弱(宇城市)を観測し、本震以降で震度5弱以上は6回目となりました。気象庁は8月1日午後3時までの有感地震(震度1以上)が335回に達したとして、地震活動が活発な状態が続いているとの見方を示しています。数値はいずれも速報値で、調査の進展にともない変わる可能性があります。

死者(8/2 9:30)
38人
初の災害関連死疑いを含む
避難者(8/2時点)
約9226人
8/2・3は酷暑日予想
断水(7/31 7:30)
約7.9万戸
八代/宇城は復旧未定
震度5弱以上(8/1時点)
6回目
8/1 21:47 M4.7・宇城市
いまの最大のリスクは「断水+酷暑」+「地震活動の継続」です。断水は約7万9100戸で復旧のめどが立たないまま、8/2・3は40度に迫る酷暑日が予想されています。車中泊・避難所ともに熱中症とエコノミークラス症候群への対策が欠かせません。8月1日にも震度5弱を観測しており、気象庁は強い揺れへの注意を継続して呼びかけています。ひび割れや傾きのある建物・塀には近づかないでください。
8月2日時点の主なポイント
  • 本震:7/28 16:27・M7.1・最大震度7(宇城市・氷川町)/震源の深さ約16km
  • 人的被害:死者38人(8/2 9:30時点。うち1人は熱中症による災害関連死の疑い)
  • 避難:約9226人(8/2時点)。8/2・3は40度に迫る酷暑日の予想
  • 断水:約7万9100戸(八代市 約2万5000/宇城市 約1万7000、7/31 7:30時点が最新公表値)=復旧時期未定
  • 停電:7/31夕方にほぼ解消
  • 余震:8/1 21:47に震度5弱(M4.7・宇城市)。震度5弱以上は本震以降6回目。8/1 15:00までの有感地震は335回
  • 交通:九州新幹線 博多〜熊本は7/31再開(本数減)。熊本〜新水俣は8月中も再開できない見込み。高速道路は通行止め継続

8月1日〜2日の主な動き(時系列)

7月31日にいったん落ち着きかけた地震活動でしたが、8月1日夜に宇城市で震度5弱を観測し、依然として警戒が必要な状況が続いています。断水と猛暑が重なる中、初めて熱中症による災害関連死の疑いも確認されました。おもな発表を新しい順にまとめています(報道・自治体発表・気象庁データにもとづく)。

時刻おもな動き
8/2 09:30県まとめで死者38人に。車中泊中の熱中症による災害関連死の疑いを初めて確認。避難者は約9226人
8/2・8/3気象庁・環境省が40度に迫る酷暑日を予想し、避難所・車中泊での熱中症対策を呼びかけ(体育館の約8割は冷房なし)
8/1 21:47熊本県熊本地方でM4.7・最大震度5弱(宇城市)。本震以降、震度5弱以上は6回目
8/1 18:41天草・芦北地方でM3.8・最大震度3
8/1 15:00気象庁まとめで、7/28本震以降の有感地震(震度1以上)が335回に到達
7/31 夕方停電がほぼ解消(九州電力送配電の見込みどおり)
7/31 16:50熊本県熊本地方でM3.7・最大震度3(宇土市)。この日3回目の震度3
7/31 日中JR九州が熊本〜新水俣間は8月中も運転再開できない見込みと発表(熊本〜鹿児島中央で線路・橋りょうなど200カ所超の被害)
7/31 07:30県まとめで死者35人・重症6人を含む人的被害126人。避難所390カ所・9105人、断水約7万9100戸
7/31 始発九州新幹線 筑後船小屋〜熊本間が運転再開。博多〜熊本は3日ぶり(31日は本数を減らして運転)
〔7/30 22:47〕熊本県熊本地方でM4.8・最大震度4
〔本震〕7/28 16:27熊本県熊本地方 M7.1・最大震度7(宇城市・氷川町)/深さ約16km

※時刻は日本時間。被害・ライフラインの数値はいずれも速報値で、その後の調査・復旧により変動します。個々の地震の一覧は直近24時間の地震や上部のリアルタイムパネルで確認できます。

余震の推移(日別の回数と最大震度)

気象庁が発表した震度データを日別に集計すると、7月31日にいったん震度4以上ゼロまで落ち着いたあと、8月1日夜に再び震度5弱を観測しました。回数自体は本震直後の水準からは大きく減っていますが、規模の大きな地震がまだ起きうる状態です。

日付震度1以上の回数最大震度(発生時刻・規模)震度5弱以上の回数
7月28日(本震当日)107回7 16:27・M7.14回
7月29日123回5弱 22:19・M5.81回
7月30日53回震度4 22:47・M4.80回
7月31日32回震度3 16:50・M3.7 ほか0回
8月1日31回震度5弱 21:47・M4.7(宇城市)1回
8月2日(集計中)16回〜(13:50時点)震度4 01:07・M4.5(天草・芦北地方)0回

8月1日21時47分の地震(M4.7・最大震度5弱・宇城市)で、本震以降に震度5弱以上を観測したのは6回目となりました。震源は本震と同じ熊本地方と、天草・芦北地方の2つのエリアに集中しています。8月2日分は本ページの更新時点(13時50分ごろ)までの速報値で、今後も増える見込みです。

減ってきても「終わった」ではありません。7月31日にいったん震度4以上ゼロまで落ち着いた翌日、8月1日夜に震度5弱の地震が発生しました。2016年の熊本地震でも、最初の地震(M6.5・震度7)の28時間後に、より大きなM7.3の地震が発生しています。余震の減り方は一直線ではなく、いったん落ち着いてから再び大きく揺れることがあります。詳しくは 余震はいつまで続くのか をご覧ください。

※集計は気象庁「地震情報」の発表データ(熊本県内で震度1以上を観測した地震)を当編集部で日別に集計したものです。気象庁の確定値とは異なる場合があります。

本震(7/28 16:27・M7.1)の震度分布

被害の中心となった本震では、宇城市・氷川町で最大震度7を観測しました。熊本市南区や益城町など広い範囲で震度6強〜6弱の激しい揺れとなり、九州のほぼ全域と中国・四国の一部でも揺れを観測しています(気象庁発表)。7月31日現在も、これらの地域を中心に余震が続いていますが、規模は震度3程度まで小さくなっています。

震度おもな市町村
7宇城市、氷川町
6強熊本市南区、荒尾市、宇土市、美里町、益城町
6弱合志市、大津町、西原村、御船町、上天草市、芦北町
5強熊本市(中央区・東区・西区・北区)、山鹿市、菊池市、菊陽町、水俣市、天草市、(鹿児島県)薩摩川内市・長島町 ほか
5弱玉名市、和水町、山都町、阿蘇市、南阿蘇村、人吉市、あさぎり町、(長崎県)雲仙市・諫早市・南島原市、(鹿児島県)出水市・伊佐市、(福岡県)柳川市・大川市、(佐賀県)神埼市、(宮崎県)延岡市・西都市 ほか

※気象庁の震度観測点にもとづく代表例です。同じ市町村内でも地盤により揺れの強さは異なります。震度4以下は九州全域・中国・四国の広い範囲で観測されました。

ライフラインの状況(停電・断水・ガス・通信)

停電は7月31日夕方にほぼ解消しました。ピーク時に数万戸規模だった停電は同日午前11時半時点で約3600戸、午後3時時点で約1590戸まで減り、九州電力送配電の見込みどおり夕方に大部分が解消しています。

一方、最も深刻なのは断水です。7月31日午前7時半時点で県内・約7万9100戸で断水が続いており、八代市が約2万5000戸、宇城市が約1万7000戸。両市とも施設・管路の被害調査を進めている段階で、復旧時期は未定です。震度7を観測した宇城市は水道管の耐震適合率が低く、復旧の長期化が懸念されています。給水所は八代市が13カ所(7時〜19時)、宇城市が9カ所(8時30分〜17時/当面1人1日4リットル以内)で開設されています。

市町断水戸数(7/31 7:30時点・最新公表値)備考
八代市約2万5000戸13カ所で応急給水(7時〜19時)/復旧時期未定
宇城市約1万7000戸9カ所で応急給水(8時30分〜17時・1人1日4L以内)/復旧時期未定
その他の市町県内合計 約7万9100戸自衛隊・国交省・海保が給水支援を継続
停電(参考)7/31夕方にほぼ解消九州電力送配電の見込みどおり復旧

復旧状況と給水所の場所は時間単位で変わるため、各事業者・自治体が公表する一次情報を必ずご確認ください。ご自宅・避難先の住所や町名で検索できます。

⚡ 停電

九州電力送配電の停電情報。市町村・町名単位で停電軒数と復旧見込みを確認できます。

九州電力送配電 停電情報 ›
💧 断水・給水

断水区域と応急給水所の場所は市町村の水道担当が公表します。八代市・宇城市・熊本市などは自治体サイトで随時更新。

熊本市上下水道局 ›
🔥 都市ガス

供給停止区域・復旧作業の進捗。開栓には事業者の立ち入り作業が必要です。

西部ガス ›
📱 通信・Wi-Fi

基地局の停波状況と、災害時に無料開放される公衆無線LAN「00000JAPAN」の案内。

00000JAPAN(無料Wi-Fi)›
停電が復旧するときの通電火災に注意。停電の解消が進む今がもっとも危険な時間帯です。避難で家を離れるときはブレーカーを落とすのが基本。倒れた電気ストーブや傷んだ配線に通電すると出火のおそれがあります。詳しくは 感震ブレーカーと通電火災 をご覧ください。

断水が長引くときの備え

  • 飲料水:1人1日3リットルが目安。給水は配分量に上限があるため(宇城市は当面4L/人・日)、ポリタンクやリュックに入る袋型容器を複数用意すると効率的です。
  • トイレ:断水中は水を流すと排水管の破損箇所からあふれる危険があります。簡易トイレの作り方を確認してください。
  • 生活用水:浴槽の残り湯は流さず確保。手洗いはウェットティッシュ・アルコールで代替し、食器はラップをかけて使うと洗い水を節約できます。
  • 熱中症対策:水が貴重でも水分を控えるのは危険です。給水所で受け取る量に加え、支援物資の飲料も活用してこまめな水分・塩分補給を。

交通機関の運行状況(鉄道・高速道路・空港)

7月31日は九州新幹線 筑後船小屋〜熊本間が始発から運転を再開し、博多〜熊本間が3日ぶりにつながりました(31日は本数を減らしての運転)。ただし熊本〜鹿児島中央間は線路や橋りょう、防音壁など200カ所を超える被害が見つかり、特に熊本〜新水俣間は8月中も運転を再開できない見込みとJR九州が発表しています。高速道路も通行止めが続いています。移動前に必ず最新の運行・規制情報を確認してください。

区間・手段7月31日時点の状況確認先
九州新幹線 博多〜熊本
(筑後船小屋〜熊本)
31日始発から運転再開(本数を減らして運転)JR九州
九州新幹線 熊本〜鹿児島中央運転見合わせ。200カ所超の被害。熊本〜新水俣は8月中も再開できない見込みJR九州
在来線(鹿児島本線・豊肥本線ほか)一部区間で運転再開。区間運休・バス代行ありJR九州
熊本市電・路線バス折り返し運転・迂回運行が続く区間あり熊本市交通局
高速道路(九州自動車道ほか)通行止め継続。路面の段差・損傷の応急復旧が進行中NEXCO西日本国交省 通れるマップ
空の便臨時便の設定など振替輸送で対応阿蘇くまもと空港
フェリー熊本〜島原・天草航路などは各社発表を確認各フェリー会社
車で移動する場合:路面の段差・陥没、落石、信号停止に注意し、速度を落としてください。緊急車両の通行を妨げないよう、渋滞区間への流入は避け、やむを得ず路上に停める場合はキーを付けたまま・ドアロックせずにしてください。運転中に地震が起きたら

避難所・給水所・生活支援情報の探し方

8月2日時点で、熊本県内では約9226人が避難生活を送っています。断水が続くなか、8月2日・3日は40度に迫る酷暑日が予想され、避難所となっている体育館は約8割が冷房なしという調査もあり、熱中症リスクがこれまで以上に高まっています。避難所の開設状況、給水所の場所、ごみ・し尿の収集、入浴支援などは市町村ごとに発表されます。県のサイトが各市町村の発表をまとめているため、まずは県→市町村の順にたどるのが確実です。

避難所で気をつけたいこと(酷暑下の地震)

  • 熱中症:冷房のない体育館は室温・湿度が特に上がります。8/2・3は40度に迫る酷暑日の予想。日中は水分と塩分をこまめに。高齢者・子どもは自覚しにくいため周囲が声をかけてください。実際に車中泊での熱中症による災害関連死の疑いも確認されています。
  • エコノミークラス症候群:車中泊が続くと血栓の危険。2〜3時間おきに体を動かし、水分を控えないこと。2016年の熊本地震でも車中泊による発症が問題になりました。
  • 衛生・感染対策:断水下では手指消毒とマスクが有効。体調不良は早めに避難所の救護担当へ。
  • ペット同行:受け入れ条件は避難所ごとに異なります。ペットとの避難を参考にケージ・フードを用意。
  • 在宅避難:自宅が安全なら在宅避難も選択肢。ただし物資・給水情報は市町村の発表を必ず確認してください。

罹災証明書・支援金などの手続き

住宅や家財に被害を受けた場合、罹災(りさい)証明書が各種支援の入口になります。あとから申請しようとすると被害状況の証明が難しくなるため、片づける前に必ず写真を撮ってください

最初にやること=被害の記録。建物の外観(四方向)、傷んだ壁や基礎、室内の被害、壊れた家財を、日付がわかる形でスマホ撮影しておきます。保険金の請求にも使えます。
制度・手続き内容窓口
罹災証明書住宅の被害程度(全壊・大規模半壊・半壊・一部損壊)を市町村が認定。支援金・減免・仮設住宅の申請に必要市町村の担当課
被災者生活再建支援金住宅が全壊・半壊などの世帯に支給。基礎支援金+加算支援金の構成市町村(内閣府制度)
災害義援金・見舞金自治体・日赤などに寄せられた義援金の配分、自治体独自の見舞金県・市町村
公費解体・がれき処理被害家屋の解体費用の公費負担、災害ごみの仮置場市町村
地震保険の請求火災保険に付帯した地震保険。契約者から保険会社へ連絡し損害調査を受ける保険会社・代理店
税・保険料の減免国民健康保険料、固定資産税、公共料金などの減免・支払い猶予市町村・各事業者

※制度の適用範囲・金額・受付期間は災害の指定状況や自治体により異なります。必ずお住まいの市町村の最新の案内をご確認ください。地震保険の考え方は 地震保険は必要か でも解説しています。

熊本県で強い地震が起きやすい理由

今回の地震は、九州内陸にある布田川(ふたがわ)断層帯・日奈久(ひなぐ)断層帯の周辺で発生しました。プレート境界型地震ではなく、陸域の浅い場所で起きる「内陸直下型地震」です。

布田川断層帯のずれによる内陸直下型地震のイメージ図
ポイント

陸の内部で断層がずれることで地震が発生します。震源が浅いため、規模のわりに強い揺れが地表を襲いやすいのが内陸直下型地震の特徴です。

これらの活断層では、2016年4月にもM7.3・最大震度7の平成28年熊本地震が発生しています。今回のM7.1はこれに匹敵する規模で、同じ活断層帯で再び非常に強い揺れをもたらしました。震源が浅い内陸直下型のため、震源に近い地域では建物被害や土砂災害のおそれがあり、余震にも十分な警戒が必要です。

2016年(平成28年)熊本地震との比較

今回の地震は、2016年4月の平成28年熊本地震と同じ布田川・日奈久断層帯の周辺で発生し、規模も震度も近い水準です。2016年は4月14日のM6.5(前震)の2日後に、M7.3の本震が発生し、前震で耐えた建物が本震で倒壊するという被害が広がりました。「大きな地震のあとに、さらに大きな地震が起きることがある」という教訓です。

2026年(令和8年)2016年(平成28年)
発生日時7月28日 16:274月14日 21:26(前震)/4月16日 1:25(本震)
規模M7.1M6.5(前震)/M7.3(本震)
最大震度震度7(宇城市・氷川町)震度7(益城町で2回)
震源の深さ約16km約11km(前震)/約12km(本震)
タイプ内陸直下型(活断層)内陸直下型(活断層)
季節の影響真夏=熱中症・停電時の暑さ対策が課題春=夜間の冷え、その後の梅雨による土砂災害
「本震は済んだ」と決めつけないでください。2016年のケースでは、最初の地震を上回る地震があとから発生しました。今回の地震も、より大きな地震の前震である可能性を完全には否定できません。建物にひび割れ・傾きがある家には戻らず、自治体の応急危険度判定(赤・黄・緑の紙)を確認してください。

断層帯そのものの詳しい解説は 布田川・日奈久断層帯とは、内陸直下型と海溝型の違いは 直下型地震と海溝型地震の違い をご覧ください。

今後の注意点・身の守り方

気象庁は、地震活動が活発なときには「特に地震発生から1週間程度は、最大震度と同程度の揺れに注意」するよう呼びかけています。次の点に気をつけてください。

  • 熱中症に注意:停電・断水や屋外避難が続くと熱中症のリスクが高まります。こまめな水分・塩分補給を。
  • 家具の固定・落下物の確認:寝る場所の近くに倒れてくる家具がないか確認しましょう。
  • 避難経路と持ち出し品:玄関までの通路をふさがない、非常持ち出し袋をすぐ持てる場所に。
  • 土砂災害・ブロック塀に注意:揺れで地盤がゆるんでいる場合があります。斜面や古い塀に近づかない。
  • 緊急地震速報が鳴ったら:まず頭を守り、丈夫な机の下などで身の安全を確保してください。
揺れを感じたら:あわてて外に飛び出さず、まず身の安全を確保。揺れが収まってから火の始末・情報確認を。停電や断水に備えて、飲料水やモバイルバッテリーの確認も。関連リンク:ハザードマップの見方非常持ち出し袋家具の固定

▶ 熊本県の地震情報(リアルタイム)は 熊本県の地震ページ でも確認できます。前日の詳報は 7月29日 熊本地震まとめ、発生当日の詳報は 7月28日 M7.1・最大震度7の地震まとめ をご覧ください。

デマ・偽情報への注意

大きな地震のあとは、SNSで偽の被害写真や、根拠のない「次に地震が来る」予言が必ず拡散します。2016年の熊本地震では「動物園からライオンが逃げた」という虚偽投稿が広まり、救助活動の妨げになりました。生成AIで作られた偽の被災画像も増えています。

  • 日時・場所が具体的に書かれた地震予知は科学的に不可能です。気象庁も「地震の日時を特定した予知はできない」と明言しています。
  • 出典を確認する:気象庁・自治体・報道機関の一次発信か。伝聞(「知り合いが言っていた」)は拡散しない。
  • 画像は要注意:過去の別の災害の写真や、AI生成画像が「今の熊本」として流れます。文字の崩れ・不自然な影は生成画像のサイン。
  • 救助要請の転載:解決済みの要請が拡散し続けると混乱します。転載よりも119への通報を。
  • 義援金の詐欺:SNSのDMや個人口座への振込依頼は詐欺を疑い、自治体・日赤など公式の窓口を通してください。
迷ったら「拡散しない」が正解です。不確かな情報を止めることも被災地の支援になります。地震にまつわる誤解は 地震雲は本当にあるのか緊急地震速報が外れる理由 でも解説しています。

緊急連絡先・公式情報

命に関わる緊急時は迷わず通報を。119・110・118は緊急通報専用です。用件がはっきりしない相談は #9110(警察相談)や各自治体の窓口をご利用ください。
用途連絡先備考
火事・救急・救助119消防。けが人・火災・閉じ込めなど
事件・事故110警察。危険・不審・交通事故など
海の事故・津波被害118海上保安庁。海での遭難・流された等
警察相談(緊急でない)#9110各都道府県警の相談専用ダイヤル
災害用伝言ダイヤル171録音は「1」、再生は「2」。安否確認に

公式の防災・地震情報

安否確認の詳しい使い方は 災害用伝言ダイヤル171・Web171の使い方 もご覧ください。

よくある質問

熊本地震の被害状況はどうなっていますか?(8月2日時点)
熊本県のまとめでは、8月2日午前9時半時点で38人が死亡しています。このうち1人は車中泊中の熱中症による災害関連死の疑いで、初めて確認されました。イオンモール熊本で7人、日本製紙八代工場で9人の死亡が確認されています。被害状況は調査の進展にともない変わるため、最新の公式発表を確認してください。
熊本の断水はどのくらいですか。いつ復旧しますか?
7月31日午前7時半時点で県内の約7万9100戸で断水が続いています。八代市が約2万5000戸、宇城市が約1万7000戸で、いずれも復旧時期は未定です。八代市・宇城市などで応急給水が続いており、宇城市は当面1人1日4リットル以内の配分としています。
停電は解消しましたか?
7月31日中にほぼ解消しました。同日午前11時半時点で約3600戸、午後3時時点では約1590戸まで減り、九州電力送配電の見込みどおり夕方に大部分が解消しています。個別の停電情報は九州電力送配電のページで確認できます。
避難している人はどのくらいいますか?
8月2日時点で県内の避難者は約9226人です。断水と猛暑が重なり、8月2日・3日は40度に迫る酷暑日が予想されているため、冷房のない避難所(体育館など約8割)では熱中症とエコノミークラス症候群への対策が特に重要になっています。
8月に入っても余震は続いていますか?
続いています。7月31日は震度1以上32回・最大震度3でしたが、8月1日21時47分に熊本県熊本地方でM4.7・最大震度5弱(宇城市)を観測しました。本震以降、震度5弱以上を観測したのはこれで6回目です。気象庁は「地震活動が活発な状態が続いている」として、今後も強い揺れへの注意を呼びかけています。このページ上部の「熊本の余震リアルタイム」パネルは約60秒ごとに自動更新されます。
九州新幹線は動いていますか?
7月31日の始発から、九州新幹線の筑後船小屋〜熊本間で運転を再開しました。博多〜熊本間は3日ぶりの再開で、31日は本数を減らしての運転です。一方、熊本〜鹿児島中央間は線路や橋りょうに200カ所を超える被害が確認され、特に熊本〜新水俣間は8月中も運転を再開できない見込みとJR九州が発表しています。
高速道路は通れますか?
7月31日時点でも九州自動車道などで通行止めが続いています。国土交通省の「通れるマップ」やNEXCO西日本の災害情報で、出発前に区間ごとの最新状況を確認してください。一般道も段差・陥没が残っているため、速度を落として走行してください。
2016年の熊本地震のように、もっと大きな地震が来ることはありますか?
否定できません。2016年はM6.5の地震の2日後にM7.3の本震が発生し、最初の地震に耐えた建物が倒壊しました。地震の日時を特定した予知は不可能です。余震が減ってきても「これで終わり」と決めつけず、ひび割れや傾きがある建物には戻らないでください。
罹災証明書はいつ・どこで申請しますか?
お住まいの市町村の担当課で申請します。宇城市など被害の大きい自治体では7月31日から罹災証明・罹災届出証明の受付が始まっています。支援金・税の減免・仮設住宅などの入口になる書類です。申請前に片づけてしまうと被害の証明が難しくなるため、建物の外観と室内の被害を日付がわかる形で必ず写真に残してください。
車中泊で気をつけることはありますか?
エコノミークラス症候群(血栓)に注意してください。2016年の熊本地震でも車中泊による発症が問題になりました。2〜3時間おきに体を動かし、水分を控えないこと。真夏は車内が高温になるため、日陰の確保と熱中症対策も必須です。

出典・データ気象庁(震源・震度データ)/ 各自治体・報道発表の被害情報をもとに一般向けにわかりやすくまとめています。
公開:2026年7月31日 / 最終更新:2026年8月2日(8/1の震度5弱・8/2の死者数と避難者数、気象庁データによる余震集計を反映。被害数値は8/2時点の速報値) / 監修:cocoyure編集部(専門監修者は準備中)
停電・断水・交通の各数値は時間単位で変動するため、当ページでは固定掲載せず各事業者・自治体の一次情報へ案内しています。