📞 災害用伝言ダイヤル171の使い方
地震時の安否確認の方法まとめ

最終更新: 2026年6月

大きな地震が起きると電話がつながりにくくなり、「家族と連絡が取れない」という不安が広がります。そんなときに役立つのが災害用伝言ダイヤル171Web171(災害用伝言板)です。171の録音・再生の使い方、携帯各社の伝言板、LINE・SNSでの安否確認まで、家族で決めておきたいルールとあわせてわかりやすくまとめました。

結論:安否確認は「171」または「Web171」が基本。171にかけ→『1』で録音/『2』で再生、キーは被災地側の電話番号を家族で事前に決めておきます。災害時は音声通話よりメッセージアプリ・SNS・伝言板のほうがつながりやすいので、複数の手段を準備しておきましょう。
目次
  1. なぜ災害時は電話がつながらないのか
  2. 災害用伝言ダイヤル171の使い方
  3. Web171・携帯各社の災害用伝言板
  4. LINE・SNSでの安否確認
  5. 家族で決めておくこと・体験利用日

📵なぜ災害時は電話がつながらないのか

大地震の直後は、安否を気づかう電話が一斉に集中します。電話回線がパンクしないよう、通信会社が「通信規制」をかけるため、音声通話は非常につながりにくくなります。過去の大地震では、発信の8〜9割が規制されたこともありました。

一方で、インターネット回線(データ通信)は規制が比較的ゆるく、LINEやSNS、伝言板などの「文字でのやり取り」は届きやすい傾向があります。だからこそ、音声通話に頼り切らず、171や伝言板・メッセージアプリを組み合わせて使うことが大切です。

かけ続けないで:つながらないからと電話をかけ直し続けると、回線の混雑をさらに悪化させます。まずは171や伝言板で安否を残す、そしてSOSは110・119を優先。安否の確認は文字の手段に切り替えましょう。

📞災害用伝言ダイヤル171の使い方

171は、NTTが提供する声の伝言板です。電話で「171」にかけ、ガイダンスに従って番号を押すだけ。固定電話・携帯電話・公衆電話のどれからでも使えます。キー(合言葉)になるのは「被災地側の電話番号」。録音する人も再生する人も、同じ番号を入力することで同じ伝言ボックスにつながります。

▼ 伝言を録音する(自分の無事を残す)

① 171 にダイヤルする
② 「1」 を押す(録音)
③ 電話番号を入力(自宅の固定電話や家族代表の番号を市外局番から)
④ 30秒以内で録音「○○です。無事です。△△にいます」

▼ 伝言を聞く(家族の安否を確認する)

① 171 にダイヤルする
② 「2」 を押す(再生)
③ 安否を知りたい人の電話番号を入力(録音時と同じ番号)
④ 録音されたメッセージが再生される
ポイント:どの電話番号を「キー」にするかを家族で必ず統一しておきます。バラバラの番号で録音・再生すると伝言が見つかりません。自宅の固定電話番号家族の代表者の携帯番号を1つ決めておくのがおすすめです。

💻Web171・携帯各社の災害用伝言板

声ではなく文字で安否を登録・確認したいときは、インターネットの伝言板が便利です。スマホやパソコンから使え、音声通話より届きやすいのが利点です。

サービス特徴と使い方
Web171
(災害用伝言板)
「web171」で検索しアクセス。電話番号をキーにして、文字で安否を登録・確認できる。171(音声)と連携しており、声の伝言を文字で確認することも可能。
携帯各社の
災害用伝言板
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルが提供。各社のアプリや専用ページから、自分の電話番号で安否(無事/被害あり等)とコメントを登録。家族はその番号で検索して確認できる。
J-anpi
(安否情報まとめ)
各社の伝言板や報道機関の安否情報をまとめて検索できるサイト。名前や電話番号で横断的に探せる。
事前にブックマークを:災害時はあわてて探しがちです。「web171」や使っている携帯会社の災害用伝言板を、今のうちにスマホのブックマーク/ホーム画面に登録しておくと、いざというときすぐ開けます。

📱LINE・SNSでの安否確認

普段使っているメッセージアプリやSNSも、強力な安否確認の手段です。データ通信は規制がゆるいため、音声通話がダメでもメッセージは届くことがよくあります。

スマホの電池を温存:停電・断水時はスマホが命綱です。省電力モード・画面を暗くし、不要な通話は控えめに。地震後のスマホ活用術で充電・通信の備えもチェックしておきましょう。

👨‍👩‍👧家族で決めておくこと・体験利用日

安否確認は「事前のルール決め」が9割です。いざというときに迷わないよう、次のことを家族で話し合っておきましょう。

▼ 171・Web171の体験利用日

171は普段は使えませんが、無料で練習できる体験利用日があります。一度家族で使ってみると、本番で迷いません。

まとめ:災害時は電話がつながりにくくなります。171(声)・Web171/携帯伝言板(文字)・LINE/SNSを組み合わせ、キーになる電話番号と連絡ルールを家族で事前に決めておくことが何より大切。体験利用日に一度試しておきましょう。今の地震の状況は リアルタイム地震マップ で、備えは 非常持ち出し袋 でも確認できます。