🗺 ハザードマップの見方・調べ方
自宅の地震・津波・液状化リスクを確認する

最終更新: 2026年6月

「自分の家は地震で危ないの?」を確かめる最初の一歩がハザードマップです。スマホで住所を入れるだけで、揺れやすさ・液状化・津波・土砂災害のリスクが分かります。調べ方・色の意味・備えへの活かし方を、はじめての人向けにやさしく解説します。

結論:地震リスクは国交省の「ハザードマップポータルサイト」で確認できます。重ねるハザードマップで住所を検索→災害の種類(洪水・津波・土砂災害など)を重ねて表示。地震の揺れやすさ・液状化は自治体(わがまちハザードマップ)や都道府県の防災サイトで公開されています。赤・濃い色ほど危険度が高いのが基本です。
目次
  1. ハザードマップとは・何がわかる
  2. 自宅の調べ方(3ステップ)
  3. 色・凡例の見方
  4. 地震・液状化リスクの確認方法
  5. 確認したら何をするか

📖ハザードマップとは・何がわかる

ハザードマップは、災害が起きたときに被害が想定される範囲を地図上に示したものです。国や自治体が、過去の災害や地盤・地形のデータをもとに作成しています。災害の種類ごとに分かれており、地震に関係するのは主に次の4つです。

種類わかること
揺れやすさ想定地震でどのくらいの震度になるか。地盤が軟らかい低地・川沿い・埋立地ほど揺れが増幅しやすい。
液状化地震で地面が泥水状になりやすい範囲。埋立地・旧河道・砂地盤で起こりやすい。
津波浸水津波が届く範囲と浸水の深さ。沿岸・河口部が対象。
土砂災害地震や大雨で崖崩れ・地すべりの恐れがある区域。
注意:ハザードマップは「想定」であり、これ以上の被害が出ないという保証ではありません。色が付いていない場所でも油断は禁物。あくまでリスクの目安として、備えのきっかけに使いましょう。

🔍自宅の調べ方(3ステップ)

パソコンでもスマホでも、無料で数分で調べられます。検索エンジンで「ハザードマップポータルサイト」と入力すると、国土交通省の公式サイトが見つかります。

ステップ1:ポータルサイトを開く

国交省「ハザードマップポータルサイト」には、複数の災害を地図に重ねられる「重ねるハザードマップ」と、市区町村が作った地図にリンクする「わがまちハザードマップ」の2つの入口があります。まずは重ねるハザードマップが手軽です。

ステップ2:住所を入力する

検索窓に自宅の住所を入れると、その地点の地図が表示されます。画面のメニューから見たい災害(洪水・津波・土砂災害・道路防災情報など)を選ぶと、色が重なって表示されます。

ステップ3:自宅・避難先を確認する

自宅だけでなく、職場・学校・実家・よく通る道・指定避難所までの経路もあわせて確認します。地震の揺れやすさ・液状化は重ねるハザードマップに含まれないことがあるため、その場合は次の「わがまちハザードマップ」から自治体の地図を開きます。

ヒント:気象庁や地盤情報も合わせると精度が上がります。公的機関のリンクは 地震・防災の公的機関リンク集 にまとめてあります。

🎨色・凡例の見方

ハザードマップを読むコツは、必ず「凡例(はんれい)」とセットで見ることです。色の意味は災害の種類で変わりますが、共通する大原則があります。

見落とし注意:同じ赤でも災害ごとに意味が違います。津波の赤=浸水が深い、土砂の赤=最も危険な特別警戒区域。凡例を読まずに色だけで判断しないでください。

🌐地震・液状化リスクの確認方法

地震の「揺れやすさマップ」「液状化危険度マップ」は、多くの自治体・都道府県が独自に公開しています。「○○市 揺れやすさ ハザードマップ」「○○県 液状化 マップ」で検索すると見つかります。揺れやすさは主に地盤の硬さで決まります。

自分の地域でどんな地震・断層が想定されているかは、日本の主要活断層マップ地震の知識、各都道府県のリアルタイム地震マップもあわせて確認してください。地盤と揺れの関係は 地盤と揺れやすさの関係 でも解説しています。

確認したら何をするか

ハザードマップは「見て終わり」では意味がありません。確認したリスクに合わせて、具体的な備えにつなげましょう。

まとめ:①「ハザードマップポータルサイト」で住所を検索 → ②災害の種類を重ねて表示 → ③揺れやすさ・液状化は自治体サイトで確認 → ④赤・濃い色は凡例で意味をチェック → ⑤避難先・備蓄・耐震に活かす。自宅・職場・通学路の3か所は最低限確認しておきましょう。