🔁 余震はいつまで続く?
回数の減り方・大きい余震・本震後の注意
最終更新: 2026年6月
大きな地震のあと、「余震はいつまで続くの?」「次はもっと大きいのが来る?」と不安になります。余震が続く期間、回数の減り方、本震より大きい地震が来る可能性、そして本震直後にやるべきことを、過去の事例を交えてわかりやすくまとめました。
結論:余震は本震直後が最も多く、時間とともに回数が減っていきます(大森・宇津公式)。続く期間は規模次第で、中規模なら数日〜数週間、M7級では数か月〜年単位。まれに本震を上回る地震が起こることもあるため、最初の数日は強い揺れへの警戒を続けてください。
📖余震とは
余震とは、大きな地震(本震)のあとに、その震源の周辺で続いて起こる地震のことです。本震で岩盤が大きくずれると、その周りに新たなひずみが生まれ、それを解消するように小さな地震が次々に発生します。これが余震です。
余震は基本的に本震より規模が小さく、時間とともに減っていきます。ただし「小さい」とはいえ、本震で傷んだ建物には十分な脅威になります。なお、本震の前に起きていた地震は「前震」、突出した本震がないまま続くものは「群発地震」と呼ばれ、余震とは区別されます。
⏳いつまで続くのか
余震が続く期間は本震の規模が大きいほど長くなります。目安は次のとおりです(あくまで傾向で、地域差があります)。
| 本震の規模 | 余震が続く期間の目安 |
| M5前後 | 数日〜1週間程度で落ち着くことが多い |
| M6前後 | 数週間〜数か月 |
| M7以上 | 数か月〜年単位。回数が減っても長く続く |
たとえば2011年の東日本大震災(M9.0)では、その後も長期間にわたって余震が続きました。「揺れが減ったからもう安心」と考えず、特に大地震のあとはしばらく備えを続けることが大切です。
📉回数はどう減る
余震の回数は本震直後が最も多く、その後は経過時間に反比例して急速に減っていくことが知られています。これを「大森公式(大森・宇津公式)」と呼びます。
- 本震当日が最も多く、翌日には半分以下に減ることも珍しくありません。
- 1日後より2日後、2日後より1週間後と、時間が経つほど発生間隔が長くなります。
- ただし減り方は一定ではなく、しばらく静かだったあとに再び活発化することもあります。
注意:「2〜3日揺れがないから終わった」と判断するのは早計です。大きな本震のあとは、油断した頃に強い余震が来ることもあります。緊急地震速報の通知はオンのままにしておきましょう。
⚠️本震より大きい余震は来るか
余震は通常、本震より小さいですが、まれに本震と同程度か、それを上回る地震が起こることがあります。その場合、後から起きた大きな方が「本震」とされ、最初の地震が「前震」だったと判断されます。
熊本地震の例:2016年の熊本地震では、最初に震度7の地震が発生し、その約28時間後にさらに大きな地震(こちらが本震)が起きて、再び震度7を観測しました。「最初の大きな揺れを乗り切れば安全」とは限らない典型例です。大地震のあと数日は、同等以上の揺れへの警戒を続けてください。
震度やマグニチュードの意味は 震度とマグニチュードの違い、地震のタイプは 直下型と海溝型の違い もあわせてご覧ください。
✅本震後にやること
余震が続く間は、「次に大きいのが来るかもしれない」という前提で行動します。本震で受けたダメージが、余震でとどめを刺すこともあるため注意が必要です。
- 傷んだ建物・塀に近づかない:本震で傾いた家屋やブロック塀は、余震で倒壊する危険があります。
- 足元と頭を守る装備:ヘルメット・靴・手袋・懐中電灯を手元に。ガラスの破片に注意。
- 家具固定の点検:繰り返す揺れで固定が緩んでいないか確認。
- 津波・土砂災害に注意:海岸付近では津波、山沿いでは土砂崩れの危険。揺れたらすぐ高台・安全な場所へ。
- すぐ避難できる準備:非常持ち出し袋を玄関に。緊急地震速報の通知をオンに。
まとめ:余震は本震直後が最多で、時間とともに減りますが、規模が大きいほど長く続きます。
まれに本震を超える地震もあるため、数日は強い揺れに備えること。傷んだ建物を避け、避難準備を整えて過ごしましょう。今の揺れは
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