🗺 活断層とは?
日本の主要活断層マップと危険な地域

最終更新: 2025年1月

活断層とは何か、日本に何本あるのか、どこが危険なのかを解説します。中央構造線・糸魚川-静岡構造線など主要活断層の特徴と、自分の家の近くに活断層があるかどうかの調べ方もご紹介します。

目次
  1. 活断層とは何か
  2. 日本の活断層の数と分布
  3. 主要活断層の一覧
  4. 自分の家の近くの活断層を調べる方法
  5. 活断層近くの備え

🔍活断層とは何か

断層とは、地下の岩盤にできた割れ目のことです。地震によって岩盤がずれることで形成されます。数万年〜数十万年以内に繰り返し活動した断層を「活断層」と呼びます。

活断層は「将来も活動する可能性がある断層」として、防災上の重要な指標となっています。活断層が動くと、その直上や周辺では震度6強〜7の激しい揺れが発生することがあります。

活断層の特徴:活断層は地表に現れていることも多く、地形を見ると直線状の崖(断層崖)や川の折れ曲がりなどとして確認できます。ただし地表に現れていない「盲断層」も多く存在します。

🗾日本の活断層の数と分布

産業技術総合研究所(産総研)の調査によると、日本には確認されているだけで約2,000本以上の活断層が存在します。日本列島はプレートの境界に位置しているため、世界的に見ても活断層が非常に多い国です。

特に活断層が密集しているのは近畿地方・中部地方・九州などです。関東平野の下にも複数の活断層が確認されています。

注意:活断層がないからといって地震が起きないわけではありません。プレート境界型地震(南海トラフなど)は活断層と関係なく発生します。また、未発見の活断層が多数存在する可能性もあります。

📍日本の主要活断層

政府の地震調査研究推進本部が評価した主要な活断層帯をご紹介します。

中央構造線断層帯 Sランク
📏 全長:約360km📍 近畿〜九州
日本最長の活断層帯。奈良県から長崎県にかけて延びる。30年以内の地震発生確率が高く「Sランク」に分類。最大M8クラスの地震を引き起こす可能性がある。
糸魚川-静岡構造線断層帯 Sランク
📏 全長:約150km📍 新潟〜静岡
日本列島を東西に分ける構造線の一部。新潟県糸魚川市から静岡県静岡市まで延びる。フォッサマグナの西縁にあたる。M7〜8クラスの地震の可能性。
有馬-高槻断層帯 Aランク
📏 全長:約60km📍 兵庫〜大阪
阪神淡路大震災を引き起こした野島断層と平行して走る断層帯。大阪・神戸の都市部に近く、発生した場合の被害は甚大と予想される。
立川断層帯 Aランク
📏 全長:約33km📍 東京都・埼玉県
東京都立川市から埼玉県川越市にかけて延びる断層帯。首都圏直下の断層として注目度が高い。M7.4程度の地震の可能性。
布田川断層帯・日奈久断層帯 Aランク
📏 全長:約101km📍 熊本県
2016年の熊本地震(M7.3)を引き起こした断層帯。前震(M6.5)と本震(M7.3)が連続発生した。現在も余震活動が続いている。

🔎自分の家の近くの活断層を調べる方法

産業技術総合研究所(産総研)が公開している「活断層データベース」では、全国の活断層をGoogleマップ上で確認することができます。

活断層の上に家があっても引越しは必須ではありません。大切なのは「リスクを知った上で備える」ことです。耐震補強・家具固定・避難経路の確認などを優先しましょう。

🛡活断層近くの備え