新潟県中越地震
2004年10月23日 新潟県中越地方

最大震度7を観測した内陸直下型地震。山古志村の全村孤立・避難、新幹線初の脱線事故など、多くの衝撃をもたらした。

マグニチュード
M6.8
最大震度
震度7
死者
68名
津波
なし
震源深さ
13km
発生時刻
17:56

発生状況

2004年10月23日17時56分、新潟県中越地方の深さ約13kmを震源としてM6.8の地震が発生した。川口町(現・長岡市)で最大震度7を観測。同日夜から翌日にかけてM6級の余震が相次いだ。

被害の詳細

主な被害:死者68名、住宅全壊3,175棟。山古志村(現・長岡市)では大規模な土砂崩れにより全住民2,167名が孤立・全村避難。上越新幹線「とき325号」が脱線(営業用新幹線の脱線は史上初)。

土砂崩れで芋川がせき止められ、天然ダム(土砂ダム)が各地で形成された。決壊の危険性に備えて大規模な排水工事が行われた。車内に閉じ込められた幼児が60時間後に救出される場面も、全国に大きな衝撃を与えた。

地震の背景と特徴

新潟県中越地方は日本でも有数の地震多発地帯で、活褶曲(かつじゅうきょく)構造が発達している地域。今回の地震は、この構造に関連する逆断層型の地震だった。

教訓と防災への影響

孤立集落への迅速なヘリコプター救助の重要性、仮設住宅の速やかな設置、長期避難者への心のケアなど、その後の災害対応に多くの教訓を残した。また、天然ダムへの対処手順が整備されるきっかけとなった。