🛡 賃貸でもできる地震対策10選

最終更新: 2025年4月

「賃貸だから壁に穴を開けられない」「大掛かりな工事はできない」という方でも実践できる地震対策を10個紹介します。原状回復可能な方法で、今日からできる安全対策を始めましょう。

目次
  1. 賃貸ならではの制約と解決策
  2. 地震対策10選
  3. 優先順位の決め方
  4. 避難経路の確認

🏠賃貸ならではの制約と解決策

賃貸住宅では、壁・天井・床への加工(穴あけ・ネジ固定)が原則禁止されていることが多いです。しかし、現在では「穴を開けずに固定できる」製品が豊富に販売されており、賃貸でも十分な地震対策が可能です。

原則:賃貸での地震対策は「つっぱり式」「粘着シート式」「マット式」「フックアンカー式」などの原状回復可能な方法を使います。対策前に管理会社・大家さんに相談すると安心です。

地震対策10選

01
突っ張り棒(家具転倒防止ポール)で家具を固定
タンス・本棚・冷蔵庫と天井の間に突っ張り棒を設置します。2本使いで横倒しも防げます。L字型プレートタイプは天井への傷を分散させ、より安定します。耐震強度の表記があるものを選びましょう。
数百〜数千円 原状回復OK
02
耐震マット・耐震ジェルで小型家電を固定
テレビ・電子レンジ・電話機などの下に貼るだけで転倒を防ぐ粘着マット。テレビは特に倒れると怪我の原因になるため必須です。ジェルタイプは貼り直しができ、フローリング・畳どちらにも対応できます。
数百〜千円程度 原状回復OK
03
ガラス飛散防止フィルムを貼る
窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ると、地震でガラスが割れた際に飛び散りを防ぎます。ケガのリスクを大幅に軽減できます。賃貸でも貼り付けは認められることが多いですが、退去時に剥がす必要があります。透明タイプなら見た目も変わりません。
1,000〜3,000円程度 原状回復可能
04
食器棚・引き出しに開き止め金具をつける
食器棚のドアに「つっぱり棒式」「マグネット式」の開き止めをつけると、揺れで扉が開いて食器が落下するのを防げます。スチール製棚には磁石型、木製棚にはマジックテープ型など、素材に合わせて選びましょう。
数百〜千円 原状回復OK
05
家具の配置を見直す
最もコストがかからない対策です。寝室から大型家具(タンス・本棚・クローゼット)を可能な限り遠ざけるか、倒れた場合に逃げ道を塞がない位置に移動します。就寝中に家具が倒れても逃げられるかどうかをシミュレーションしましょう。
費用ゼロ すぐできる
06
スリッパを枕元に置く
地震でガラスが散乱した場合、素足で移動すると危険です。就寝時に枕元にスリッパを置いておくだけで、万が一の際に安全に避難できます。厚底で底が硬いタイプがガラスの破片に強くおすすめです。
費用ほぼゼロ すぐできる
07
非常持ち出し袋を玄関近くに置く
3日分の水・食料・懐中電灯・モバイルバッテリー・常備薬・現金・保険証コピーなどを入れたバッグを玄関のすぐそばに置きます。夜中でも暗闇でもすぐ取り出せる場所が理想です。年に1〜2回は中身の点検をしましょう。
3,000〜10,000円程度 原状回復OK
08
重いものを低い位置に収納する
棚の上段に重いものを置くと、揺れで落下して怪我の原因になります。重いものは床に近い低い棚・床に直置きにします。本棚でも重い本を下段に、軽い本を上段にするだけで転倒リスクが下がります。
費用ゼロ すぐできる
09
防炎カーテンに変える
地震後の火災では、カーテンが延焼の媒介になることがあります。防炎カーテンに変えることで延焼を遅らせることができます。防炎マーク付きの製品を選びましょう。価格帯は通常のカーテンとほぼ変わりません。
5,000〜20,000円程度 原状回復OK
10
給湯器・ガス機器の近くに消火器を置く
地震後の火災は揺れが収まってから電気の復旧時に起きることが多い(通電火災)。小型消火器(ABC粉末タイプ)を台所・玄関に1本置くだけで初期消火が可能になります。住宅用消火器は小型で数千円から購入できます。
3,000〜5,000円程度 原状回復OK

📊優先順位の決め方

すべてを一度にやろうとすると大変です。まず被害の大きいものから優先しましょう。

  1. ① 寝室の大型家具の固定(突っ張り棒)→ 就寝中に倒れると命に関わる
  2. ② スリッパを枕元に置く→ 今すぐできる・無料
  3. ③ 非常持ち出し袋の準備→ 避難に必須
  4. ④ ガラス飛散防止フィルム→ 費用対効果が高い
  5. ⑤ その他の対策→ 余裕が出てきたら順番に

🚪避難経路の確認

物理的な対策と並行して、いざというときの行動も準備しましょう。

まとめ:賃貸でも「何もできない」は誤解です。穴を開けずにできる対策だけで、地震被害を大幅に軽減できます。今日からできることから始めましょう。