👦 子供に教えたい
地震のときの行動

最終更新: 2025年4月

地震は子供が一人でいるときにも起こります。家族と離れていても自分の身を守れるように、子供が覚えておくべき行動・言葉・家族との取り決めを年齢別にわかりやすく解説します。

目次
  1. 子供への防災教育の基本
  2. まず覚えさせたい「ドロップ・カバー・ホールドオン」
  3. 場所別の行動(家・学校・外出先)
  4. 家族の集合場所・連絡方法を決めておく
  5. 子供向け防災グッズ
  6. 楽しく防災を学ぶ方法

📚子供への防災教育の基本

子供への防災教育で大切なのは「怖い話をして不安にさせる」のではなく、「地震がきても自分で行動できる」という自信を育てることです。

幼児(3〜6歳)は「揺れたら頭を守る」という一つの行動だけを徹底します。小学生以上になったら、場所ごとの行動・家族との集合場所・避難先などを段階的に教えていきます。

防災の言葉:「お(押さない)・は(走らない)・し(しゃべらない)・も(戻らない)・て(低学年は手をつなぐ)」の「おはしもて」は避難訓練でよく使われる言葉です。学校の訓練と合わせて家庭でも確認しましょう。

🛡まず覚えさせたい「ドロップ・カバー・ホールドオン」

世界標準の地震時行動として「Drop(落ちる・低くなる)→ Cover(隠れる・頭を守る)→ Hold On(掴まる)」の3ステップがあります。

STEP 01 — DROP
その場で低くなる
揺れを感じたら、走らずその場でしゃがんで低くなります。立ったまま揺れると転倒・落下物のリスクが高まります。
STEP 02 — COVER
頭を守る・隠れる
机やテーブルの下に入り、頭を守ります。机がない場合は両手で頭を抱えます。頭への打撃・落下物が最大の危険です。
STEP 03 — HOLD ON
揺れが収まるまで掴まる
机の脚などに掴まって揺れに耐えます。揺れている間は絶対に動かない。揺れが完全に収まってから行動します。
「火を消す」は後回しでOK:かつては「揺れたらまず火を止める」と教えられていましたが、現在は「まず身を守る」が優先です。ガスコンロは揺れを感知すると自動停止する安全装置がついています。

🏠場所別の行動

🏠 家にいるとき
  • 揺れたらドロップ・カバー・ホールドオン
  • 台所にいるなら火を止める(揺れが収まってから)
  • 揺れが収まったらドアや窓を開けて逃げ道を確保
  • 一人の場合は近所の大人・避難場所に向かう
  • エレベーターは使わない・必ず階段
🏫 学校にいるとき
  • 先生の指示に従う(勝手に行動しない)
  • 机の下に隠れて頭を守る
  • 授業中でも休み時間でも、揺れを感じたら即座に行動
  • 校庭への避難指示が出たら「おはしもて」を守って行動
  • 帰宅の可否は学校の指示に従う(一人で帰宅しない)
🛍 外出先(商業施設・駅)にいるとき
  • エレベーター内ならすべての階のボタンを押してすぐ降りる
  • 商業施設では柱や壁際に移動し、ショーケースから離れる
  • 出口に向かって走らない(将棋倒しの危険)
  • 揺れが収まったら施設スタッフの誘導に従う
  • 保護者に連絡がつかない場合の対処法を事前に決めておく
🌳 屋外にいるとき
  • 建物から離れ、開けた場所に移動する(看板・ブロック塀に近づかない)
  • かばんなどで頭を守ってしゃがむ
  • 川や海の近くでは、揺れが収まったらすぐに高台へ

👨‍👩‍👧家族の集合場所・連絡方法を決めておく

大地震では通常の通話がつながりにくくなります。事前に以下を家族で決めておきましょう。

「171(ワンナナイチ)」を覚えさせる:NTT災害用伝言ダイヤルは大規模災害時に開設されます。「171」に電話して録音・再生ができます。毎月1日・15日に体験利用できるので、家族で練習しておきましょう。

🎒子供向け防災グッズ

🎮楽しく防災を学ぶ方法

子供が防災に興味を持てるよう、ゲームや体験型の学習も活用しましょう。

まとめ:防災は「怖いもの」ではなく「自分を守る力」として教えましょう。家族で話し合い、集合場所・連絡方法・行動ルールを決めておくことが最も大切な防災教育です。