最新の地震情報(南海トラフ周辺)
南海トラフ周辺の地震 過去履歴
南海トラフ巨大地震とは
南海トラフは、静岡県の駿河湾から九州東方沖にかけての約700kmにわたる海底の溝(トラフ)です。フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込むことで巨大なひずみが蓄積されており、過去に繰り返しM8〜M9クラスの超巨大地震を引き起こしてきました。
この地震が発生すると、静岡・愛知・三重・和歌山・徳島・高知・愛媛・宮崎など太平洋沿岸の広域が同時に強い揺れに見舞われ、数分〜十数分以内に巨大な津波が沿岸に到達します。東日本大震災が「東日本」を中心とした被害だったのに対し、南海トラフ地震は中部・近畿・四国・九州を含む日本の中枢経済圏に直撃します。
政府の地震調査研究推進本部は、今後30年以内にM8〜M9クラスの南海トラフ巨大地震が発生する確率を70〜80%と推定しています(2024年時点)。前回の大規模発生は1946年の昭和南海地震(M8.0)で、それから約80年が経過しています。
発生確率(M8〜9)
死者想定(内閣府)
(高知県黒潮町想定)
(内閣府)
発生確率と過去の発生歴
南海トラフでは歴史的に90〜150年の間隔で繰り返し大地震が発生してきました。過去の記録を見ると、東海・南海・東南海の各地域が単独または連動して動くパターンがあります。最も規模が大きかった宝永地震(1707年、M8.6)では、東海・東南海・南海が同時に連動し、49日後に富士山が噴火するという連鎖災害も起きました。
前回の発生は1944年の東南海地震(M7.9)と1946年の昭和南海地震(M8.0)で、すでに約80年が経過しています。次の発生まで残り10〜70年と広く想定されており、現在生きている人のほとんどが経験する可能性があります。
影響を受ける主な都道府県
内閣府の南海トラフ巨大地震対策検討WGの被害想定をもとに、特に影響が大きい都道府県をまとめました。
南海トラフ地震が起きた瞬間にやるべき行動
南海トラフ地震への備えチェックリスト
南海トラフ地震では広域同時被災により支援物資の到着が数週間遅れる可能性があります。自助の備えがこれまで以上に重要です。
まとめ:南海トラフ地震に備える3か条
70〜80%の確率で来る地震。「もしも」ではなく「必ず来る」前提で今日から動く。